池のくるみ
2020/03/10 Tue. 16:47 [edit]

ほんのうっすらでも、下草や樹々の枝が白く
青い空が、広がる、気持ちのいい風景

国宝 吉田修一 読了
今更ながらなのですが、手を出しかねていた吉田修一を読み出しました
「横道世之介」に続いて2作目
歌舞伎の話ぐらいしか、情報を入れず読み始めたら、最初はやくざの出入り
どうして?となりましたが、この部分も、凄絶なのに美しい
物語は、二人の歌舞伎役者の生涯を描くのですが、月並みな言い方ですが波乱万丈
実際の、歌舞伎、役者のエピソードを、物語に組み込んでいて、ここは、あの人がモデルなどと
考えるのも楽しい
上下巻700ページを一気読みするほどの面白さでした
「昭和元禄落語心中」に、似たにおいがしました
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category: 霧ケ峰
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