名残
2019/08/28 Wed. 19:06 [edit]

ハスの花ももう終わり、諏訪湖の花火もあとは9月7日の新作花火大会だけになりました
このあたりは朝晩涼しくなってきたというより、明け方寒くて目が覚めるほどに

馳 星周が「不夜城」でデビューしたのが1997年
新しいノアール小説で鮮烈な登場だった、映画化もされ続編も書かれ
しばらく新作が出るのを追いかけるように読んでいた、それが、一連の小説のエグさが増すにつれ
読み続けるのがしんどくなり、同じような内容にも飽きてきて、この作家から離れてしまいました
なので書店でこの「雨降る森の犬」を見たとき、舞台が蓼科であること、犬との交流がテーマでありそうなこと
等から、興味を持ったものの、馳 星周だからどうなのか?と、読んでいませんでした
最近毎日新聞で連載が始まった作品を読むと以前とだいぶ違っている、わんこの扱いもいい感じなので
「雨降る森の犬」を読みました
これがまた、拾い物
少々深さが足りない気はするが、十分面白かった
写真、蓼科、わんこ(バーニーズ・マウンテン・ドッグ)すべてがツボですよね
特にわんこの扱いがうまい、犬好きは、泣いちゃいますよ ずるいなぁ
雨降る森を探しに行こうかな
作家も、時を過ぎてだいぶ違う作品を発表してくる、似た傾向の作品もまだありそうなので
また楽しめそうです
「不夜城」を読んでいたころは、私も、わんこにこんなに惹かれるとは、思いもしませんでしたが・・・・
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category: 写真
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